1 2009年 08月 11日
只今、夏季休暇で下田にいます。下田には1年で数回訪れるヘビーリピーターです。 かれこれ7年ほど続いていますが極上のビーチと波、カジュアルな宿泊施設、意外と豊富な食文化は飽きることがありません。機会があればいろいろ紹介したいです。 ![]() ![]() 今回クルーズに参加いただいた皆様はどう感じましたでしょうか?やはり最悪だ、オリンピックまでに撤去すべきだという方も結構いましたし、アートスペースとしての計り知れないポテンシャルを感じた方も結構いらしたのではないでしょうか? BPAはどう思うかって?日本橋界隈は、歴史的に重要な場所でもありますが、今でも日本を代表する大企業が集積しています。政治的思惑も蠢いていることでしょう。我々の役目はリサーチと水上経験という仕掛けによる問いかけであると考えています。このようなイベントを介して空間体験をし、これらの議論を共有していくことが重要なのではないかと思います。Life On Boardとは、水面に出ることによって各自が都市や都市生活への問いかけを始めるきっかけを提供できれば意味がある活動なのかなと個人的には思っています。さて、本格的な低成長、人口縮小時代に突入してしまった日本。各自で都市でのライフスタイルを模索し、どう生きたいのか答えていかなくてはならない時代なのではないでしょうか。 今回参加いただいた在華坊さんのブログです。マイナーな感想かもしれませんが参考まで。 ▲
by canalscape
| 2009-08-11 16:30
| クルーズイベント
2009年 08月 02日
![]() ![]() ![]() BPAの活動で積極的に防災船着き場を利用しているのは、日常利用率の低い公共施設をイベント利用することで多くの人に訪れていただき、非常時に防災拠点として思い出してもらえる場所にできたらと考えています。 都市の水面利用を活性化させると、そんな副産物も付いてくるわけです。今回のLIFE ON BOARDの旗は、普段施錠されている防災桟橋の開錠をイメージした部分もあるのです。今後この活動を介して、堤防などの物理的障壁のほか、これら都市水面を囲い込んでいる見えない壁についてビジュアラズできたら面白いのではないかと思います。都市の水辺は実に多くの規制がかけられ、不可解な矛盾に満ちた都市空間なのです。続きはまた。 ▲
by canalscape
| 2009-08-02 22:33
| クルーズイベント
2009年 08月 02日
ご無沙汰しております。久々の更新です。本業の仕事やBPAのオフィシャルサイトリニューアル、今期のYOKOHAMA Canal Cruiseサイト立ち上げ、そして7月18日のLIFE ON BOARD@CETイベントと、あっという間に半年が過ぎてしまいました。その間取りこぼした出来事をblog up出来るか疑問ですが、かいつまんでメモしておこうと思います。 なんといっても、BPAというグループの再活性化の切っ掛けになったのは東京都歴史文化財団 文化発信プロジェクト室による新組織による東京アートポイント計画の発足イベントにBPAが起用された事かと思います。この組織は、元水戸芸の企画課長であった森司氏を中心に新たな若いキューレターが都の職員として召集された組織です。都知事直轄色の強いトウキョーワンダーサイトとは役割を別にしているとのこと。よくは知らないが、東京で分散的に活動しているNPOやアート活動にテコ入れしてネットワークし、再活性化してゆくことがミッションの1つであるようだ。その他、エリアとラインというキーワードが雑談の中で出ていたが、よくある点・線・面というネットワークの広がりというより、個人的にはライン(線形空間)に過剰に反応してしまい、がぜんやる気が出てきた次第です。一応BPAは水路・運河というライン(線形)の活性化に参画させていただけるとのこと。この都市の線形空間とても魅力的なのです。写真家 石塚元太良さんのインナーパッセージのような都市河川・運河世界だけでなく、大山顕さんのやられている高架下建築空間、首都高ジャンクション、その他にもメトロ、地下道、露地、空路(航空法)など。東京の特徴って、これら線形レイヤーが高密に積層しているのが特徴かと思います。これだけ、運河や地下鉄、鉄道、首都高が積層した都市って他にないですよね。そんな線形レイヤー集積都市の基盤となっているのが、江戸時代に掘削埋立てられ発達した掘割や運河なのです。古地図を見た方はご存知かと思いますが、江戸は現在とは比較にならない水網都市です。それが舟運の衰退とともに埋立てられ、その上に首都高や公園、地下鉄という高度成長期の産物が作られてきたのです。土地の買収の手間を考えると、運河を埋め立ててその上に道路を造るのが手っ取り早かったわけです。ですから、今の東京の骨格って運河がベースになっているのです。 ご存じのとおり、江戸は隅田川、江戸川河口を埋め立てた都市で神田より東側は低地です。江戸の歴史は水害との格闘の歴史であり、堤防と水門、放水路、ダムなどでいかに治水してゆくのかが最重要課題であった。 その技術が、世界最高レベルの土木技術に繋がっていると思う。今でも東京は水門と堤防で強固に治水されていて、今の繁栄が成り立っている。もっとこれら江戸東京発の都市インフラについて考えてみたいですね。 このLIFE ON BOARD action-resarch cruiseという活動もちろんそれだけではありません続きはまた。 ▲
by canalscape
| 2009-08-02 10:47
| クルーズイベント
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