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2010年 08月 15日 ( 1 )


2010年 08月 15日

品川宿の木造長屋街区

随分前の記録だが紹介しておきたい。ことによるともう解体されているかもしれませんが、昭和初期の面影を残す長屋街が2009年3月時点ではまだ残っていました。時間のある夏休みに写真整理してたら思い出した。
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運河に沿った街区。護岸の石垣や植栽の風情がいいですね。
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このあたりは旧東海道品川宿に近く、品川浦という猟師町だったエリア。旧目黒川の河口の名残を残した入江になっており、屋形船の船宿が今でも現役で稼働している。
品川操車場跡地の再開発によって建てられた、超高層オフィスやマンションや高度成長期の都営北品川アパートがすぐ近くまで迫っており、東京らしいなんともエキサイティングな景観となっている。このスケール感の違う街区と時代の混在が東京景観の最大の魅力と思う。
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運河の十字路の対岸には以前紹介した倉庫街を再開発した天王洲アイルが立地し、運河ルネッサンスによる水辺の再開発なども見ることができ多様な時代の断面をこのエリア一体で垣間見ることができる。参考エリア地図
さて、この長屋街だが、再開発の波に洗われ、すでに一部がマンション開発用に更地になり、一部は駐車場になってしまっていた。撮影時点で家屋の大半が空家となっており、近い時期に解体されるのだろうと思う。
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運河や船溜まりに隣接したエリアにこんな木造長屋と路地の街区が辛うじて残っていたとは。こんなエリアはせめて低層高密度で当時のスケールを残しながらの再開発をするべきと思うし、このままで耐震補強し商業やゲストハウスへの用途転換などして使用しても十分面白い。品川の観光資産に十分なりえたと思うのですが何ともならなかったんですかね?東京都の運河ルネッサンスの重要景観地域なんですがね。言うのは簡単、やるのは大変なのは判っているが残念だ。
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by canalscape | 2010-08-15 18:19 | 船溜り・船小屋