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2008年 01月 15日

横浜ノースピア

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今週は瑞穂埠頭のアメリカ陸軍基地、通称ノースドック又はノースピアを紹介します。横浜港のど真ん中に日本国でないエリアがあるなんて驚きです。地図で見てもらうとわかりやすいのですが、横浜を海側から眺めるには絶好の立地。花火の時には開放されるそうです。写真はボートから撮った写真、陸軍らしく上陸用ボートが整然と並んでいました。しかし、平和そのものの横浜にずいぶん物騒な景観ですね。いったいどこに上陸することを想定しているのでしょうか?筆者がもっとも意表を突かれた港湾施設でした。

次の写真は京浜運河から横浜港へ入るゲート的な瑞穂埠頭への橋。
f0206739_2325368.jpg橋の上はすでに米国です。うわさでは開港150周年を記念して日本への返還が行われると聞いていますが。本当でしょうか?返還後は、お約束の公園計画があるようですが、なんで公共性のある施設=公園なんですかね?公園はもう十分整っている気もしますが・・・。民間に売却となるとやはりタワーマンションと大型ショッピングセンター計画なんでしょうか?水辺がどこも似たような施設と景観になっていっていると思いませんか?
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# by canalscape | 2008-01-15 02:37 | テクノスケープ
2008年 01月 02日

羽田の船溜り

f0206739_17324116.jpg多摩川河口付近の羽田船溜りの不法係留船や不法工作物が2月中旬に撤去されるらしい。どの工作物が不法なのかはよくわからず写真の桟橋が撤去されるとは限りませんが川俣正のランドアートなみに(言いすぎ?)野性的造形美のこれら工作物や係留船がもし本当に撤去されてしまったら、実に味気ない水辺となってしまいそうで残念です。


f0206739_173396.jpgこのような風景は環境デザイナーがどんなにがんばっても作れるものではなく、造園的に整備しても戻ってこない環境のひとつです。もっとも今の状況を快く思ってない方のほうがむしろメジャーで、その理由も理解しているつもりです。しかし、既得権などの権利や公共性、防災、不法投棄の問題とは別に、水辺のこれら自然発生的な工作物や係留船が作り出す価値について議論することもそろそろ必要かなとも思います。とにかく係留船のない水辺って、人気のない広場・公園くらい味気なく寂しい環境になるのは間違いないと思います。かといって、オブジェやパブリックアートとして眺めるだけの関係も白々しいのです。やはり、日常生活の一部として機能していないと。新規に整備するなら、舟運活性化と絡めてやらないとなと思います。詳細はわかりませんが、協議会にて水面利用のルールなど再整備しているようなので、今後も注目して行こうと思います。またMSNサンケイニュース記事がありますのでご覧ください。。

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# by canalscape | 2008-01-02 02:09 | 船溜り・船小屋
2008年 01月 01日

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます
昨年はBOAT PEOPLE Associationの活動等で大変お世話になりました。3年ほど前に4人で開始したこの活動も今ではメンバーが8人になり早くも4年目に突入しようとしています。いまだ水上ラウンジLOBは健在であり、船がある限りは続けていくことになると思います。しかしながら、メンバーも増え、当然興味の対象、活動も多岐にわたり、そろそろ各自での活動も必要な時期に来ているとの思いで、水辺に特化した個人のブログを開始しました。特に地元横浜の運河をベースに、テクノスケープ、造船所、船溜り、ロフトなどのリサーチを中心にキャナルクルーズを織り交ぜながら週末に記述してみようと思います。さて、どこまで続くか(笑)
尚、今年は本格的にYOKOHAMA Canal Cruiseをチャーターボートにて開催したいと思いますので、興味ある方はメールいただければと思います。
そんなわけで今年もよろしくお願いします!
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# by canalscape | 2008-01-01 01:01
2007年 07月 06日

黄金町バザール

f0206739_11273046.jpg先週、日の出町あたりに、桜桟橋という川の駅が出来ている聞いていたので見に行ってきた。思っていたよりちゃんと作られており、驚いたが、浮桟橋でないため、実際の船への乗降には不便かと思う。現在は、桜の時期を中心に地域イベントの時のみ解放されているようだ。
この桟橋を含む日ノ出町駅から黄金町駅までの高架下は現在、横浜の建築家達により、アートを中心にした地域交流施設が建設されている。
また、トリエンナーレ時期にはこの地域で黄金町バザールというアートイベントが開催されるという。この桟橋を使い、トリエンナーレ会場と水上タクシーで結ぶ企画も検討されているようだ。BPAとしてもこんな話があるのでは、だまって見てられない。早速下見に来た次第である。


f0206739_11283989.jpg桟橋からさらに大岡川を遡り、黄金町まで足を延ばした。2年ほど前までこのあたりは、ちょんの間という違法特殊飲食店が軒を連ねていたいわゆる青線地帯だ。京急の高架下、川沿いという地理も向いていたのではないか。妙に雰囲気あるんだよね。残念ながら当時足を踏み入れたことなく、実際はどんな感じであったのか。戦後の様子は黒沢明の天国と地獄に描かれている。たしかこの映画を小学生のころTVで見たのだが、黄金町の描写は強く印象に残っている。
今は神奈川県警により根こそぎ摘発され、空き店舗のみ残っている状態。無人の状態はこれまた安全上問題あるため、横浜市主導で再開発が進められている。再開発といっても、まとめて大手デベロッパーに売り払い、立派な高層建築が出来上がるというものではなく既存店舗を転用しているのがすばらしいところ。もっとも土地の利権までは整理することは出来ないので、苦肉の策なのかもしれない。現代アートはこんな所で街づくりに貢献しているようだ。


f0206739_11292823.jpgアートスペース以外にも今ではまだ数件だが、若い人達が入り込み、小さいが個性的な飲食店舗が集まりつつある。たまたま、路上LIVEをやっており、華やいだ空気につつまれていた。川沿いLIVE。いいですね。すごく絵になります。まだまだ空き店舗が多いが今後の発展が楽しみな地域だ。
BPAも2005年の3月にバンカート「食と現代美術」展企画でBankART NYKからE-BOATという10人乗りカヌーで川を遡り、日の出町で食材を調達し、NYKに戻り、護岸でパーティーを開催したことがある。BPAの初めてのARTイベント参加であった。大岡川とはそれ以来の付き合いである。その企画の下見で大岡川から磯子までボートで抜けたことがある。堀川、掘割川も含んだこの流域、実は相当面白いものが残っている。次回そのへんの紹介もしていきたい。
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# by canalscape | 2007-07-06 12:19 | LOFT・建築