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2008年 06月 30日

海辺の隠れ家

今日はひどい雨でR134が空いていた。鎌倉から三浦まで車でサクッと海辺の隠れ家を訪問してきました。男性誌の夏の特集タイトルのようなネタですが、本当にあったので感激しました。
事の発端は金曜にBPAメンバーと某水辺好き編集者とこれから面白い水辺ネタってなんだろうというテーマで飲んでいた時、BPA井出が今度灯台ばかり撮っている写真家の写真展を三浦の長浜の舟小屋を改修したゲストハウスでやるんだけどという情報から始まった。長浜(なはま)といえば、三戸浜と並ぶ穴場的ビーチ。地元か大学ヨット部出身者以外あまり知られていない。葉山のビーチならともかく、そんなところにそんなゲストハウスが存在するのか半信半疑で三浦に向かった。長浜駐車場から三戸浜方面に向かって浜を歩いて行くと、ドクロマークの旗が立っているという。それが目印らしい。ますます怪しい。おれは騙されているのか・・・・。あった!
ほんとにドクロマークの旗だ。おそるおそる中を覗いてみると、そこにはありえない光景が!船好き、海好きの夢を具現化した空間が、確かに存在していた。もちろんセルフビルド。詳しくはこちらHPを参照ください。
ところで、灯台写真展。撮影はここのオーナーとNPOとしてこの海辺の隠れ家を管理運営されている三野富士雄さん。アメリカの灯台を中心に撮影されているとのこと。きっかけはやはり、海好き、建築好きから始まっているらしい。あちらの灯台は、ユースホステルやB&Bなどに転用している事例が多いらしく、デザインも多様とのこと。うまく転用してお金を回しつつ、そこに棲み、灯台を守っているという。そこに棲む人や町ぐるみでの運営の物語がたまらなく面白いという。ちなみに、日本の灯台は海上保安庁の管轄だそうだ、当然、今時灯台守などいるはずもない。機械化された無人の構造物だ。ヨットでオーバーナイトを経験してみると、灯台の重要さを実感できる。何か所も見える、光の点滅と色を識別し、海図と照合する。それによって船の位置を確認し、舵を切るのだ。信号を読み間違えると大変なことになる。夜の外洋では光の信号が命綱となる。光のありがたさや機能についての価値観がまったく変わってしまう経験を得ることができるのだ。僕は、あの灯台の点滅を眺めていると、とても奇妙な感覚に襲われる。懐かしさ、癒し、不安・・・さまざまな感情が芽生えてくる。灯台のある風景。じつに奥深いテーマである。
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by canalscape | 2008-06-30 00:14 | 船溜り・船小屋
2008年 06月 29日

大岡川都橋商店街

f0206739_1185925.jpg今日は大岡川を遡り、野毛方面の都橋商店街に行ってきた。河川護岸と一体化したこの建築。実に興味深い形式である。河川に沿って奇麗なカーブを描いており、横に長い均質なモジュールながら、ヴィレッジと言えるような多様な集積を感じさせるファサードとなっている。このような商店街の形式は何時ぐらいに流行った形式なのだろうか?寂れた市街地などでひっそりと残っている事例は割とある。しかし、河川護岸と一体化したものはあまり事例が無いのではないか。なんとも興味深い建築である。そのうち調べてみよう。
現在の建築基準法には適合しないのは確かだと思う。壊したら二度とこのような形式は造れないのだ。


f0206739_11101367.jpg1階は道路に面して店舗が並び、2階は川側に通路があり、店舗入り口は川側に向いている。ほとんどが飲み屋のようだ。強烈に昭和の匂いを発散させている。今やいたる都市で絶滅寸前のこの手の飲み屋街、やはり一見の客は入りづらい雰囲気。いつも入ってみようと思いながら、行けていない。さすがに家族とは行けないし。土曜日、誰か付き合ってくれないかな。


f0206739_11104568.jpgこの建物って、なんか色々なストーリーが感じられますね。ましてや、リバーサイドだ、ヨコハマだ、すごくクールな物語を刻んできたのだろう。この界隈、この商店街の履歴を空気をしっかり刻んでおきたいと強く思う。後日探索ブログ見つけました。
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by canalscape | 2008-06-29 01:01 | LOFT・建築
2008年 06月 22日

羽田船溜り再訪

f0206739_10551223.jpg久々にブログ更新です。本業が非常に忙しくなってしまい、とても書こうという気になれませんでした。本業のほうは、何かと話題のアキバの神田川沿いでホテルの計画をしている。こないだやっと、厳格化された確認申請を仮提出。ほんと無意味な厳格化は勘弁してもらいたいです。本ブログのテーマからは外れるが、都市河川に対しての積極的なアプローチを試みているので、近隣説明会後に機会があれば紹介したいです。
さて、こないだ、国交省による不法係留船及び工作物撤去後の羽田を再訪しました。きれいさっぱり撤去されているかと思いきや、残って欲しいものは見事に残っていました。素晴らしい!
撤去されていたのは、レジャー用ボートや不法投棄されている船舶などが主で、フォトジェニックな漁民管轄施設はほぼ残っていました。船小屋や木造桟橋などの工作物にはしっかり国土交通省発行の許可証が提示されていました。


f0206739_10555885.jpg2月の撤去ニュースや新聞記事などを見ると、根こそぎ撤去のような印象を受けましたが安心しました。20年以上水上の舟で生活し既得権を主張しているほんとのボートピープルがTVに出ていましたが、いまはどうしてるのでしょうか?近所の水辺に新たに杭を打設したくましく水上に住み続けてるとの報道も聞いていますが。
水上住居、意外と郵便物などもしっかり届き快適なようです。横浜の中村川にもはしけを改造した水上住居が数件頑張っていますが
やはり電気、郵便等しっかり届き居座っています。橋ができる前から係留されてるらしく、出ようにも出れない事情もあるようですが。横浜市はこのような事例がある限り、はしけ係留には神経質なのだとの話も聞いています。中村川の話面白いのでまた今度。


f0206739_10565082.jpg羽田周辺ですが、御覧のとおり、魅力的な舟小屋と木造桟橋が現役で頑張っています。ほとんど釣船関連の施設として使われています。川俣正的わくわく感満載です!
多摩川から京浜運河に抜ける細い水路があるのですが、そこは結構整理されていて、代わりに小型のマリーナ施設が計画されていました。徐々にきっちり清潔に管理していく方向のようでうが、景観的にはなんとも味気ないパースが掲示されていました。周辺写真はこちら。羽田地区はわくわくするような路地もたくさん残っています。昔のレンガ作りの堤防なんかもちゃんと残ってました。ランドマークとしての水門なんかも魅力的。多摩川の向こう岸には、ちらっとテクノスケープが見えるのもたまりません。羽田万歳です。
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by canalscape | 2008-06-22 00:40 | 船溜り・船小屋