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2008年 03月 31日

LOB曳航 京浜運河テクノスケープクルーズ

f0206739_0465489.jpgついに横浜を去る日がやってきた。桜満開しかし花冷えの曇天、海上は予想以上の冷え込み。新木場まで約3時間の京浜運河曳航クルーズ。今日は新木場舟溜まりをぜひ見たいという都市整理公団 大山総裁が特別参加で、シュウマイをつまみにマッカランで温まりながらの舟旅であった。何度も通った航路だが、毎回違った発見があるのが不思議だ。乗船メンバーによるのだろうか?BPAも徐々に港湾知識が増え、会話がマニア化しつつあるようだ。良い方向なのか、悪い方向なのか?
しかし、なんで京浜運河テクノスケープクルーズってこんなに面白いのでしょうか?天気悪くても結構みんなテンション上がります。非日常感なんですかね。3時間飽きもせず楽しいです。何がそんなに面白いかって?クルーズの浮遊感って感覚的なんで文章にしてもつまらないし、書く気もあまりしないんです。やたらシュウマイが旨く感じたり、羽田の飛行機発着や巨大タンカーにに興奮したり。
かなり幼児化しているのは間違いないようです。

f0206739_0481617.jpg軽く疲れが出てきたところで、新木場舟溜まりに到着。日曜は静まりかえり、船の墓場のような雰囲気。錆びた鉄の塊が静かに迎えてくれます。
この荒涼とした風景、たまりませんね。今年こそはここで水上イベント企画したいです。もちろん船でしかアプローチできないので、極めてシークレットな雰囲気のイベントとなるでしょう。心配なのは、こんなマニアックな試みに賛同してくれる変人がどのくらいいるかということ。大山氏はかなり気に入ったようだが。


f0206739_049235.jpgひとまず、LOBをしっかり係留し、僕らはタグボートで茅場町に向かった。ここから先は、東雲、豊洲、佃、タワーマンションがどこまでも乱立している。いつ見てもよくもまあこんなに建てたものだと感心する。所々その谷間に団地がひっそりと生き残っている。大山さんの影響か若干視点が変わる。水門をくぐり隅田川に抜けると、桜が満開。屋形船も総動員だ。
横浜から茅場町へ。実に変化に富んだ水辺百景であった。
その後、大山総裁がデイリーポータルZにレポートUPしてくれました。船上でも抜群の観察力と表現力を発揮されています。ご覧ください。
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by canalscape | 2008-03-31 00:32 | 運河・河川
2008年 03月 24日

テクノツーリズム

f0206739_0294819.jpg3/22先週僕らのキャナルクルーズに参加していただいた千葉大八馬氏らの主催で千葉大でテクノスケープツーリズムについての調査・研究発表があったので聴講してきました。なんと、この研究は単位になるわけではなく、半年前に千葉市の観光協会から依頼され急遽、学科を越えた有志によるプロジェクトチームが組まれたらしい。それにしては、力の入った、充実した発表内容であった。なんといっても学生が実に楽しそうに説明していたのが印象的だ。みんな本当に好きなんだな、工場萌え。特に鹿島港の紹介、ぜひ行ってみたいと思いました。京葉工業地帯は、京浜に比べると、船がでかい。工場もでかい。造船所もでかい。スケールがとにかく大きいようです。その他、運河が無い。よって海へ出ないと工場の全容が拝めないなどの特徴がある。やはり京浜より新しいため、巨大船が直接横付けできるような構成なのだろうか?京浜運河とはまた違った港湾テクノクルーズがありえそうだ。実は小生、去年の11月に工場萌えで紹介されていた、千葉港クルーズに行ってみた。期待していたよりはるかに楽しかったので後日紹介したい。

その他にも先週は川崎でもテクノツーリズムの可能性について、シンポジウムが開催された。こちらは、もっと大人な会であり、講演者の一人である、テクノスケープを愛でるという分野を開拓した先駆者、岡田昌彰先生はまずテクノスケープとは何か?から説明していた。聴講者は、年配の方が多数を占めていた。千葉大ではテクノスケープとは?との説明が一切無いし、説明する必要も無い状況であったのと対照的だ。ここでも、運河クルーズの可能性について述べられていた。どうせなら、千葉、東京、川崎、横浜、横須賀と環東京湾ネットワークを作れば面白いのにと思った。国土交通省が最近推進している、水上交通実験ともリンクしそうだ。
とにかく、テクノスケープとは切っても切れない関係である、港湾・運河、今後すごく面白くなってきそうな気がします。
しかし、この一年でテクノスケープは大躍進ですね。一体何がそこまで惹きつけているのか?分析するといろんな社会の断面が垣間見れそうです。そういえば、去年僕らBPAがアキバで開催されたファイバーシティーのトークインに参加した時、大野秀敏先生から、BPAがバージ船に執着しているモチベーションを不思議がられた。テクノスケープ萌えと根源は同質のものなのだろうか・・・。
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by canalscape | 2008-03-24 00:26 | 書籍・映画・イベント
2008年 03月 20日

横浜キャナルクルーズ


f0206739_0161180.jpg3/16実施したキャナルクルーズ子安の報告です。風も無くクルーズには最高のコンディションの中、18人で実施。11時ぷかり桟橋を出航、子安エリアを約2時間クルーズその後、水上ラウンジLOBにてランチMTG。見所は米軍施設、LOFT、テクノスケープ、橋、造船所、入り組んだ水路、ジャンクション、そしてハイライトは子安浜ボートハウス集落。
参加者は横浜トリエンナーレ2008ディレクターなどART関係者、工場萌え著者などテクノスケーパーの面々、さらに水際建築研究家、広告業界、出版、官庁などの多岐にわたる分野から参加いただいた。


f0206739_0183190.jpgこのクルーズ艇、初めて乗ったが、実に快適。揺れが少なく視界も良好。そうとう狭い水路や、低い橋でも抜けていけます。馬力も十分でしたね。なんとトイレも付いてます。今回マニアックにかなり運河の奥地まで入り込んだが、ここまでやったチャータークルーズは過去にも例が無いのではないだろうか?この船でないとありえないと思います。今回はコアな探求家が多かったため2時間で良かったと思うが、一般向けだとちょっと疲れるかなと思いました。クルーズごとにテーマを絞って90分くらいにしたほうが良いかもしれません。


f0206739_019234.jpgクルーズ後は、そのまま船でLOBに乗船。裏の魚市場内にあるすし屋から出前をとってランチMTG。今回は実験的な試みであるため各分野の方々に参加いただき、ご意見・感想を頂戴した。
ばっさり要約させていただくと、子安浜ボートハウス集落はインパクト大。テクノスケープは、京浜運河エリアに比べると小ぶりで圧倒的なスケールによるインパクトには欠ける。
狭い水路が複雑に入り組んでおり、橋をくぐったり、角を曲がるごとにシーンが展開してゆくフレーミング効果が面白い。大人向けジャングルクルーズのようなわくわく感。商品化したツアーにするには要素が多すぎ、何を見ていいのか判らないのでは?テーマを絞ったコースと解説の方が満足感が得られるかも?など、様々な意見をいただいた。
また、子安浜などに、アートスペースを設け、船で上陸できたら最高だとの意見もあった。工場などもやはり上陸して見学できると楽しさ倍増とのこと。私共BPAも大変参考になりました。
その後、この水上ラウンジを使った水上企画の話も出て、今後の展開が楽しみな繋がりが出来たと思う。参加の皆様、本当にありがとうございました。次回はコースを変えて実施したいと思います。夏はテクノスケープ ナイトクルーズをやりたいですね。
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by canalscape | 2008-03-20 00:06 | クルーズイベント
2008年 03月 03日

キャナルクルーズ参加募集

f0206739_023815.jpgキャナルクルーズメンバー募集します。今後1~2回/月くらいのペースで横浜・川崎周辺の運河を実際に水上探索したいと思います。ボートをチャーターしメンバーを募集、定員の15名になりしだい出航しようと思います。時間はコースによって違いますが、1.5時間~3時間程度、場所はインターコンチネンタルホテル近くのプカリ桟橋又は指定のマリーナからの乗船を検討しています。料金はコースや人数にもよりますが¥2500~3000/人を目安に検討中。ちょっと高めですが、運河の奥深く入って行ける、特殊なクルーズ船を15名という少数精鋭でチャーターするものですから、どうしても割高になります。


f0206739_025821.jpgところでこのクルーズ船、特注品です。狭い運河でも入って行けるように、船幅を絞り、どんなに低い橋でもくぐれるよう、低く船体を押えています。さらに、ラウンジ感覚のベンチシートとオープンなデッキがいいですね!まさにキャナルクルーズに向いた船とはこのような船です。
今のところ、3月16日(日)が第一回目の候補日です。
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by canalscape | 2008-03-03 23:54 | クルーズイベント
2008年 03月 02日

子安鶴見エリアの造船所

f0206739_23445470.jpg今週は鶴見周辺の造船所を紹介。昭和の香りのする町工場型造船所から近代的な大型造船ドックまで多様に存在しています。
まずは、漁船、釣り船、通船などの修理がメインと思われる伊澤造船。スロープで船を引き揚げる古典的な形式。子安浜のような船溜りのそばには大抵あります。しかし、相当いい味に老朽化しており、取り壊しも時間の問題か?もう廃業しているような雰囲気ですね。こういう施設引き取ってコンバージョンすればいろいろかっこいいこと出来るんですがね。デベが買い取ってマンションにでもなるんですかね。
筆者はこのような施設を見るとゾクゾクしてしまいますが、次ぎ来た時には綺麗さっぱりなくなってたりしてしまうのが、今の水辺です。今のうちによーく見ておきましょう。


f0206739_23452178.jpgこちらはがらっと変わってユニバーサル造船の浮ドック。これは中型船の修理用ですかね。京浜運河での造船のピークは遠い昔に過ぎていますが、まだまだこういう修理施設が稼動しています。


f0206739_23454737.jpg地図を見ても記名がなく、よくわからないのですが、これって軍艦ですよね?よく見てないとテクノスケープにまぎれてしまって見落としてしまいます。やはり米軍のものでしょうか?オーニングで何気に隠されているのがそそりますね。こんな修理工場も必要なのです。
本当にこのあたり、じっくり見回るといろんなものがありますね。
何を隠そうBPAの所有するLOBもこないだ江東区の造船所にて補修をしました、レポートはまた後日。まるでリドリースコットの世界でしたよ。
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by canalscape | 2008-03-02 23:27 | テクノスケープ