Chart Table

canalscape.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 07月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2007年 07月 06日

黄金町バザール

f0206739_11273046.jpg先週、日の出町あたりに、桜桟橋という川の駅が出来ている聞いていたので見に行ってきた。思っていたよりちゃんと作られており、驚いたが、浮桟橋でないため、実際の船への乗降には不便かと思う。現在は、桜の時期を中心に地域イベントの時のみ解放されているようだ。
この桟橋を含む日ノ出町駅から黄金町駅までの高架下は現在、横浜の建築家達により、アートを中心にした地域交流施設が建設されている。
また、トリエンナーレ時期にはこの地域で黄金町バザールというアートイベントが開催されるという。この桟橋を使い、トリエンナーレ会場と水上タクシーで結ぶ企画も検討されているようだ。BPAとしてもこんな話があるのでは、だまって見てられない。早速下見に来た次第である。


f0206739_11283989.jpg桟橋からさらに大岡川を遡り、黄金町まで足を延ばした。2年ほど前までこのあたりは、ちょんの間という違法特殊飲食店が軒を連ねていたいわゆる青線地帯だ。京急の高架下、川沿いという地理も向いていたのではないか。妙に雰囲気あるんだよね。残念ながら当時足を踏み入れたことなく、実際はどんな感じであったのか。戦後の様子は黒沢明の天国と地獄に描かれている。たしかこの映画を小学生のころTVで見たのだが、黄金町の描写は強く印象に残っている。
今は神奈川県警により根こそぎ摘発され、空き店舗のみ残っている状態。無人の状態はこれまた安全上問題あるため、横浜市主導で再開発が進められている。再開発といっても、まとめて大手デベロッパーに売り払い、立派な高層建築が出来上がるというものではなく既存店舗を転用しているのがすばらしいところ。もっとも土地の利権までは整理することは出来ないので、苦肉の策なのかもしれない。現代アートはこんな所で街づくりに貢献しているようだ。


f0206739_11292823.jpgアートスペース以外にも今ではまだ数件だが、若い人達が入り込み、小さいが個性的な飲食店舗が集まりつつある。たまたま、路上LIVEをやっており、華やいだ空気につつまれていた。川沿いLIVE。いいですね。すごく絵になります。まだまだ空き店舗が多いが今後の発展が楽しみな地域だ。
BPAも2005年の3月にバンカート「食と現代美術」展企画でBankART NYKからE-BOATという10人乗りカヌーで川を遡り、日の出町で食材を調達し、NYKに戻り、護岸でパーティーを開催したことがある。BPAの初めてのARTイベント参加であった。大岡川とはそれ以来の付き合いである。その企画の下見で大岡川から磯子までボートで抜けたことがある。堀川、掘割川も含んだこの流域、実は相当面白いものが残っている。次回そのへんの紹介もしていきたい。
[PR]

by canalscape | 2007-07-06 12:19 | LOFT・建築