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カテゴリ:LOFT・建築( 5 )


2011年 02月 07日

氷川丸内覧 「船フェチの視点」

前回の「船→建築」展に誘発されて、以前撮影していた氷川丸の写真から好きな船デザインをピックアップしてみた。船のどんな部分に惹かれるのか?特徴的な開口部、リベット、計器類、配管、手摺、曲線、肉厚なペンキ、照明器具、木製デッキ、コンパス、チャートテーブル、アールデコ・・・きりがないな(笑)。日の出埠頭のタブロイドのような倉庫をリノベーションしたかっこよさに近い?
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ホテルニューグランドが超かっこいい。この建築も船っぽいファサードだね。
このコーナーや開口部の曲線美が最高。
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by canalscape | 2011-02-07 01:37 | LOFT・建築
2009年 09月 27日

水都OSAKA探訪 #2( 北浜テラス川床プロジェクト)

前回の続き、1日目の午後。水都OSAKAメイン会場中之島周辺の北浜で家族と待ち合わせた。北浜には川に面して飲食店が並んでいるが、護岸がいわゆるカミソリ護岸のため川への開き方が今一つの場所だ。今回、北浜テラス(大阪川床)と称してイベント期間中?このカミソリ護岸の上にテラスを張り出す社会実験が試みられている。その実験店舗のひとつでランチをした。
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護岸と川側隣地境界線の間には護岸のメンテナンス用の通路が設けられているのが一般的だ。この通路はおそらく大阪府の敷地だと思うが、この通路をまたいで敷地を越境する形でテラスが張り出している。テラスの上は実に開放的で川風が気持ちが良い。こんな簡単な仕掛けでもぐっと川との距離が近くなる。どこも夜は予約で満席のようだ。こんな社会実験を積み重ねることによって、水辺の楽しみ方を浸透させていくのだろう。いきなりハードをがっちり作って、さあ楽しみなさいと強制させるよりも、このような小規模な試みを蓄積させるほうが親しみがわく。ゼネコン社員の僕がそんなことを言ってしまうと身も蓋もないのだが、ハードの整備の問題以前にこのような実体験を事業者、テナント、お客、行政の4者で共有していることが非常に重要なことのように思えた。実は、本業の方で神田川に面してテラスを張り出させたホテルを建設中である。しかしながら、いまだ神田川はどぶ川だとの先入観を持った方も多く、今一つプロジェクトに求心力を持たせることが出来ないでいる。店舗を運営する側としては、オペレーションが煩雑になり、メンテナンス・清掃範囲が広がってしまうため、費用対効果に懐疑的な意見も多い。川側テラスが集客に結び付くことを証明できないと、自然発生的かつ積極的に川に開いていくことは難しいのかもしれない。東京でもまずは、皆が神田川の良さを再認識できる機会を作っていくことが重要なのだろう。

追記 今年度もこの社会実験は継続されるようです。詳しくはこちらの北浜川床SITEを参照ください。
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by canalscape | 2009-09-27 01:02 | LOFT・建築
2008年 06月 29日

大岡川都橋商店街

f0206739_1185925.jpg今日は大岡川を遡り、野毛方面の都橋商店街に行ってきた。河川護岸と一体化したこの建築。実に興味深い形式である。河川に沿って奇麗なカーブを描いており、横に長い均質なモジュールながら、ヴィレッジと言えるような多様な集積を感じさせるファサードとなっている。このような商店街の形式は何時ぐらいに流行った形式なのだろうか?寂れた市街地などでひっそりと残っている事例は割とある。しかし、河川護岸と一体化したものはあまり事例が無いのではないか。なんとも興味深い建築である。そのうち調べてみよう。
現在の建築基準法には適合しないのは確かだと思う。壊したら二度とこのような形式は造れないのだ。


f0206739_11101367.jpg1階は道路に面して店舗が並び、2階は川側に通路があり、店舗入り口は川側に向いている。ほとんどが飲み屋のようだ。強烈に昭和の匂いを発散させている。今やいたる都市で絶滅寸前のこの手の飲み屋街、やはり一見の客は入りづらい雰囲気。いつも入ってみようと思いながら、行けていない。さすがに家族とは行けないし。土曜日、誰か付き合ってくれないかな。


f0206739_11104568.jpgこの建物って、なんか色々なストーリーが感じられますね。ましてや、リバーサイドだ、ヨコハマだ、すごくクールな物語を刻んできたのだろう。この界隈、この商店街の履歴を空気をしっかり刻んでおきたいと強く思う。後日探索ブログ見つけました。
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by canalscape | 2008-06-29 01:01 | LOFT・建築
2008年 01月 20日

三井倉庫の行く末

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今週はこの地区のランドマークで路上探索派には有名な
三井倉庫について一言。改めて言うまでもなくこの形状、このテースト、とてもとてもかっこいいのです。こんなデザイン新築で真似しようたってできません。相当老朽化が激しそうですが、いまだ現役。しかし周辺の再開発状況を見ていると、近いうちにマンションデベに売られそうな雰囲気ですよね。個人的にはたとえ周辺がタワーマンションが林立しても、近代化遺産としてしっかり保存活用してもらいたい建築No.1です。横浜市創造都市事業本部様よろしくお願いします!
このエリアの再開発構想のコアになるべき施設だと思いますが。
耐震補強して、しっかりリノベーションかけて、クリエイティブなソフトをぶち込めば、相当行けてるスポットになると確信しております。
もちろんSOKOの前にはバージ船を改装した水上ラウンジを係留させましょう。そんなときはぜひ私供BOAT PEOPLE Associationに協力させて頂きたい(笑)

f0206739_23192639.jpg横浜市創造都市事業本部って、過去に老朽化した倉庫を買い取りまたは大家から借受、リノベーションし、NPOに運営させたりして、クリエイティブスポットをプロデュースしたりもしている部署です。ちょっとエリアが飛びますが、ご存知の方も多いかと思いますが、この写真は日本郵船の使用していた倉庫を市が借り受け改装し、現代ARTの実験的なスペースとしてNPOに運営させている、Bank ART studio NYKです。郵船さんに借りている倉庫なので2年後?契約更新後はどうなるかわからないそうですが、ぜひずっと残ってほしい近代化遺産ですよね。トリエンナーレ対応で現在耐震補強も含んだ改装中ですが、特に1階と3階はすばらしい空間となっていました。目の前の護岸と水面も抜群にすばらしい。昔は郵船プールといって、はしけ溜りとなっていたそうです。もっと積極的にこの水面使えばいいのにといつも思っております。アイデアはBPAにていくらでも提供いたします。

f0206739_23195334.jpgこちらは同じく郵船プールに面した万国橋SOKO。これも横浜市が商船三井から買ったか借り受けたかで、耐震改修し、情報発信型のオフィスとして貸しています。1階には服飾専門学校で有名なバンタンデザインが。2階もデザイン会社。3階は濱を代表する建築家、山本理顕のオフィスが入っています。
ある横浜の若手建築家が、耐震改修なんかすると初期投資が大きくなりすぎてしまい、若いクリエーター達が払える家賃設定ができなくなると言っていました。しかしながら市のプロデュースした物件で、現在の基準法を満たさない耐震荷重しかないとなると、これはこれでとても難しい話になるわけで。いやーいろいろありますよね。
その他、取り壊しが決まってしまった帝蚕倉庫の北仲ホワイトなど
期間限定で耐震改修なしで貸し出されていた物件もありました。
やはり、所有者が民間の場合再開発すれば今の床面積の数倍を保有できるわけですから。そんななかで、これだけのことを実現させてる横浜市ってすごいなと思います
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by canalscape | 2008-01-20 03:08 | LOFT・建築
2007年 07月 06日

黄金町バザール

f0206739_11273046.jpg先週、日の出町あたりに、桜桟橋という川の駅が出来ている聞いていたので見に行ってきた。思っていたよりちゃんと作られており、驚いたが、浮桟橋でないため、実際の船への乗降には不便かと思う。現在は、桜の時期を中心に地域イベントの時のみ解放されているようだ。
この桟橋を含む日ノ出町駅から黄金町駅までの高架下は現在、横浜の建築家達により、アートを中心にした地域交流施設が建設されている。
また、トリエンナーレ時期にはこの地域で黄金町バザールというアートイベントが開催されるという。この桟橋を使い、トリエンナーレ会場と水上タクシーで結ぶ企画も検討されているようだ。BPAとしてもこんな話があるのでは、だまって見てられない。早速下見に来た次第である。


f0206739_11283989.jpg桟橋からさらに大岡川を遡り、黄金町まで足を延ばした。2年ほど前までこのあたりは、ちょんの間という違法特殊飲食店が軒を連ねていたいわゆる青線地帯だ。京急の高架下、川沿いという地理も向いていたのではないか。妙に雰囲気あるんだよね。残念ながら当時足を踏み入れたことなく、実際はどんな感じであったのか。戦後の様子は黒沢明の天国と地獄に描かれている。たしかこの映画を小学生のころTVで見たのだが、黄金町の描写は強く印象に残っている。
今は神奈川県警により根こそぎ摘発され、空き店舗のみ残っている状態。無人の状態はこれまた安全上問題あるため、横浜市主導で再開発が進められている。再開発といっても、まとめて大手デベロッパーに売り払い、立派な高層建築が出来上がるというものではなく既存店舗を転用しているのがすばらしいところ。もっとも土地の利権までは整理することは出来ないので、苦肉の策なのかもしれない。現代アートはこんな所で街づくりに貢献しているようだ。


f0206739_11292823.jpgアートスペース以外にも今ではまだ数件だが、若い人達が入り込み、小さいが個性的な飲食店舗が集まりつつある。たまたま、路上LIVEをやっており、華やいだ空気につつまれていた。川沿いLIVE。いいですね。すごく絵になります。まだまだ空き店舗が多いが今後の発展が楽しみな地域だ。
BPAも2005年の3月にバンカート「食と現代美術」展企画でBankART NYKからE-BOATという10人乗りカヌーで川を遡り、日の出町で食材を調達し、NYKに戻り、護岸でパーティーを開催したことがある。BPAの初めてのARTイベント参加であった。大岡川とはそれ以来の付き合いである。その企画の下見で大岡川から磯子までボートで抜けたことがある。堀川、掘割川も含んだこの流域、実は相当面白いものが残っている。次回そのへんの紹介もしていきたい。
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by canalscape | 2007-07-06 12:19 | LOFT・建築