2012年 04月 11日
新年の挨拶以来の久々のブログ。その間いろいろあったのだがTwitterで発信欲望を消化してしまう悪い癖が今だ抜けず・・・。 記録的な遅咲きとなった今年の桜開花であったが、寒いながらも天候に恵まれた週末であり、連日桜三昧船三昧であった。行き交う船のない3.11後の昨年の水辺とは打って変わり、往年の桜の水辺が復活していた。あらゆる種類の船やカヤックが途切れることなく行き交う光景は単純に嬉しいのである。なんというか水辺が賑わうことで街が祝福されている感が素晴らしいのだろうか?その心理はよくわからんのだが恐らく水辺のある街に住む人類共通の感情なのではないかと思う。 大岡川桜祭り。特に桟橋に係留された台船での催し物と川を行き交う船の過密ぶりには仰天だ。 そしてまさかまだまだ寒い時期に水上ステージで肌も露なベリーダンスを見られるとは思いもよらなかったw。そしてかぶりつきの通船とのコントラストの素晴らしさときたら・・・ 無骨な業務船である「通船」とベリーダンスの組み合わせがなんとも萌えるのです。 しつこいようだが僕は「地獄の黙示録」という映画が大好きである。あれは初めてベトナム戦争というアメリカの汚点を映画化しクレイジーなシナリオと描写で議論を呼んだ名作だが、僕的にはあれは川映画なのである。あれほど川を遡る心理を表現した物語を他に知らない。かねがね大岡川はあの映画を連想させる要素が多分にあると思っていたのだ。 詳細は省くが、桜まつりのさくら桟橋はド・ランの桟橋とイメージがだぶる。前線基地であり欲望と狂気と諦めに満ちた水辺。慰安に訪れたプレイメイトの水辺のショーのシーンは印象的であった。あれに近い興奮があったというと大げさかw。 しかしなんと素敵な「通船」だこと。 そして満足気な彼女たちのこの表情。いや参りました。 最近の街イベントでのコスプレの盛り上がり方と何か通づるものを感じるのは僕だけか? そして夜はミラーボール屋形船。一昨年はこれまたベトナム戦争風にジミーヘンドリックスガンガンにかけてて超サイケだったのだが今年はおとなしかったな。 そして水辺の映画館も登場 アナーキーな青線地帯のDNAはしっかり受け継がれていると思ってしまいましたw しかし正月以来のブログがこんなバカブログとは情けない。
by canalscape
| 2012-04-11 02:41
| 舟運・桟橋
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