2008年 03月 31日
ついに横浜を去る日がやってきた。桜満開しかし花冷えの曇天、海上は予想以上の冷え込み。新木場まで約3時間の京浜運河曳航クルーズ。今日は新木場舟溜まりをぜひ見たいという都市整理公団 大山総裁が特別参加で、シュウマイをつまみにマッカランで温まりながらの舟旅であった。何度も通った航路だが、毎回違った発見があるのが不思議だ。乗船メンバーによるのだろうか?BPAも徐々に港湾知識が増え、会話がマニア化しつつあるようだ。良い方向なのか、悪い方向なのか? しかし、なんで京浜運河テクノスケープクルーズってこんなに面白いのでしょうか?天気悪くても結構みんなテンション上がります。非日常感なんですかね。3時間飽きもせず楽しいです。何がそんなに面白いかって?クルーズの浮遊感って感覚的なんで文章にしてもつまらないし、書く気もあまりしないんです。やたらシュウマイが旨く感じたり、羽田の飛行機発着や巨大タンカーにに興奮したり。 かなり幼児化しているのは間違いないようです。 軽く疲れが出てきたところで、新木場舟溜まりに到着。日曜は静まりかえり、船の墓場のような雰囲気。錆びた鉄の塊が静かに迎えてくれます。 この荒涼とした風景、たまりませんね。今年こそはここで水上イベント企画したいです。もちろん船でしかアプローチできないので、極めてシークレットな雰囲気のイベントとなるでしょう。心配なのは、こんなマニアックな試みに賛同してくれる変人がどのくらいいるかということ。大山氏はかなり気に入ったようだが。 ひとまず、LOBをしっかり係留し、僕らはタグボートで茅場町に向かった。ここから先は、東雲、豊洲、佃、タワーマンションがどこまでも乱立している。いつ見てもよくもまあこんなに建てたものだと感心する。所々その谷間に団地がひっそりと生き残っている。大山さんの影響か若干視点が変わる。水門をくぐり隅田川に抜けると、桜が満開。屋形船も総動員だ。 横浜から茅場町へ。実に変化に富んだ水辺百景であった。 その後、大山総裁がデイリーポータルZにレポートUPしてくれました。船上でも抜群の観察力と表現力を発揮されています。ご覧ください。
by canalscape
| 2008-03-31 00:32
| 運河・河川
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